読者からの連帯と激励のメッセージ
山口 慶四郎 さん(「九条の会・かわにし」(兵庫県)呼びかけ人、大阪外国語大学名誉教授、 元和歌山大学経済学部助教授)
「九条の会・わかやま」が会紙第60号を発行されたことに心から敬意を表します。IT時代なので和歌山を離れていても送信される記事を見て、皆さんのご活動を知ることができます。コラム『九条噺』で(南)、(佐)が健筆を振るっておられるのを読むのも楽しみです。
この送信を目にする時、いつも、60年代後半に結成された和歌山憲法会議のあれこれを想起します。田辺市にある元嶋館を借り切って当時大阪市大教授だった黒田了一さんを講師に憲法学校をもったこと、名古屋大学の長谷川正安教授をお招きし和歌山市で講演会を開催、多くの聴衆を集めたことなどです。
それに、和歌山市が戦災を受けた7月9日に記念集会を開いて、広島・長崎で開催される原水爆禁止世界大会を前にして、平和運動を県下で高揚させようと、当時よく使われた経済センターのホールを満席にしたことも。この時は、著名人が話をするのではなく、実際に空襲体験した人が数人、壇上でとつとつとその状況を話されたのがとても印象的でした。
「九条の会・わかやま」に結集される皆さんのますますのご活躍を願って、往時の回想を筆にしました。
九条の会わかやま 62号 2008年3月10日
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