顕彰部の活動…念願であった『和歌山県の治安維持法犠牲者』冊子が完成したことは大きな成果である。いま、この冊子を普及し始めたところであるが、「同盟でないと出来ない仕事」「資料としても大変よい」などと支部から嬉しい反応が返ってきている。ドンドン普及してほしい。また、今年も「不屈バスツアー」などにも取り組む。
組織活動…会員がイキイキと活動するには学習が第一と提起。『治安維持法と現代』誌(中央本部発行)をテキストにして大いに学習をしよう。 会員拡大では、増やしても減らす(退会、死亡)現実があり、会員とのつながりを大切にし、全会員が運動に参加できるような工夫が必要である。これらを反省し、支部論議を強め、本年も『組織強化月間』を七五〇の峰をめざして取り組む。
機関紙・宣伝活動…毎月編集会議を開き、定期発行は努力のいることです。これからも会員みなさんからの情報や投稿で親しまれ、読まれる『不屈・県版』を作り上げていこう。
また、宣伝活動は8・15、12・8の行動を支部でも計画するよう提起。
財政活動…会費の納入は、会員としての自覚を高めるもの。会員が納入しやすい方法を相談しながら、会期内完納をめざす。カンパ活動も計画的にし、署名の国会請願行動も訴えて努力することが強調された。
共闘活動…平和や暮しをまもる共闘活動が次々とおこる。民主運動の一員として参加をつよめる。
最期に、七月の参議院議員選挙では、同盟の要求実現のためには革新の力が大きくなることが必要である。そのために全力を尽くそうと力づよく訴え提起が終りました。
活動報告、運動方針の提起につづき、決算報告・予算案(網本和代常任理事)、会計監査報告(瀬戸正夫会計監査委員)が行われ、討論の後、全員の拍手で承認されました。
大会は、特別決議「安倍自公政権の政治的暴走を許さない!」(別項)を採択しました。
八名が活発に発言
討論では、八名の代議員から発言があり、「執念を持って取り組む」「署名協力のお礼状を出し、今年もよろしく」「改憲反対と黄色い署名を一緒に持って訴える」「若い人の入会をどうしたらよいか」「早く会議を開き、〇七年度頑張る」「署名はお願いすれば必ず集めてきてくれる」「冊子は好
評である」などなど活発に行われました。
続いて、新役員に理事三一名、会計監査委員二名を選出し、顧問二名の推薦を決めました。
不屈 和歌山県版 №190