三・一五,四・一六大弾圧記念のつどい
3・15、4・16大弾圧記念のつどい和歌山集会が、二月二七日夜、和歌山市小人町の和歌山市あいあいセンターで開かれ、雨の中三三人が参加しました。
〝黙ってはいられない〟のビデオ上映に続いて、柳河瀬精さん(治安維持法国賠同盟大阪府本部長)が、「歴史認識を問い続けよう」と題して講演されました。
柳河瀬さんは、日中戦争開始七〇周年を迎え、歴史認識で何が問題の焦点であるか―について、教科書、靖国神社参拝問題、日本の植民地支配と侵略戦争、戦後の反動潮流の奥に潜むもの等、具体的な資料をあげながらの講演でした。
また、第二次大戦後ドイツがヨーロッパ諸国民に受け入れられたのに対して、日本は侵略戦争であった事実をいまだに認めようとせず、歴史認識をあいまいにする政府高官の氏名などもあげ、歴史的、道義的、政治的責任を明確にできる政府が大切であることを強調されました。