治維法国賠同盟青年部立ち上げ/奈良県本部
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟奈良県本部(田辺実会長)は15日、奈良市内で日本共産党の青年議員らが集まり、青年部を立ち上げました。
都道府県段階で同同盟の青年部が結成されたのは初めてです。
会議では、治安維持法下の権力犯罪を認めさせることは国民的な課題であり、「21世紀を平和と人権の世紀にするためのたたかい」であることが強調され、若い世代にふさわしい活動を進めていくことが、よびかけられました。
青年部長には36歳の宮本次郎県議が選ばれ、当面の活動として来月、奈良教育大学図書館が所蔵する、戦前の特高警察の弾圧事例などを記録した『特高月報』を閲覧する―ことを確認しました。
(2011年6月18日 「しんぶん赤旗」)