総選挙後の新しい政治を展望し
全国大会の成功をかちとろう
8.15終戦記念の宣伝行動・札幌市内
医療、年金、雇用など国民のくらしをずたずたに傷め続けてきた自民党政治にたいする国民の怒りは、八月三十日の第四五回総選挙によって、ついに自公政権を退場させました。国民は、新しい政治を民主党圧勝というかたちで、歴史的な審判をくだしたのです。同時に、同盟にとっても、草の根からの署名活動と国会請願のこれまでの努力が、国会情勢を変える上で大きく貢献したといわなければなりません。
総選挙後の新しい情勢の下で、同盟は第三四回全国大会を迎えようとしています。戦後の自民党政治にかわる新しい政治とは、「九条の会」はじめ憲法を活かす国民的な運動、なによりも「国民が主人公」の政治の実現であり、多くの「戦後補償」問題の解決とアジア平和外交などがあります。同盟の治安維持法犠牲者に対する国の謝罪と賠償の実現も、その一環としていっそう強力にひろげることが求められます。
当面する同盟の大会を成功させるとともに、その前後に行われる各地方のブロック会議、十一月の全国女性交流集会をいっそう実り豊かな展望と確信をつくり上げていこうではありませんか。
2009年9月15日不屈(毎月15日発行)№423