江田五月参議院議長を訪ね
中央三役、犠牲者遺族が要請
五月二十日午後五時、中央三役、犠牲者遺族の四津谷伸子さんら十人は、参議院議長公邸に出向き、江田五月参院議長と面会、約三〇分にわたって要請を行いました。
神戸会長代行は「同盟の調査による治安維持法犠牲者の生存者は百五人と少なくなっている。国は謝罪と賠償を急ぐよう議長の努力をお願いしたい」と要請。犠牲者遺族の四津谷伸子さんは、「消費組合をしていた父が検挙され、母が父を返さなければここで産むといって警察に抗議した」ことなど話され、あらためて国による謝罪・賠償を求めました。
江田議長は、父江田三郎氏が戦前に農民運動で治安維持法により検挙、苦しかった家族のことなど話され、「皆さんの運動は大切なことで、おっしゃるとおりと思う。このけじめはつけなければ」と述べられました。なお一行には日本共産党井上哲士、仁比聡平両参院議員に同行していただきました。
2008年6月15日不屈(毎月15日発行)№408