中国平和連帯の旅
山西省・北京で市民交流
=山西大学・中国国際交流協会と懇談=
十月五日〜十日の中央本部企画「中国平和・連帯の旅」は一都一府八県四〇名が参加しました。
三泊した山西省は黄河文明発祥の地であり、かつて日本軍隊が残虐な三光作戦を行い八路軍の抗日戦の激戦地となった所。最初の見学地「八路軍大行記念館」では九四歳の水谷安子さん(治維法犠牲者)が、平和を願う千羽鶴を史永平副館長に手渡しました(写真)。
世界遺産の平遥、喬家大院等を見学の後山西大学日本語学科の米彦軍助教授や十名の女子学生との夕食会では、各テーブルで活発に話し合い、メールの交換や来日の時の訪問等を約束していました。
北京でのハイライトは、「中国国際交流協会」の徐建国秘書長、文徳盛アジア太平洋所長等四名を招いての夕食会です。柳河瀬精団長は「私たちは過去の戦争への正しい歴史認識を広げ、再び戦争と暗黒政治を許さない活動をしている団体」であると挨拶。徐建国氏は「日本の治維法犠牲者国賠同盟のみなさんを古くからの友人として熱烈に歓迎する。あなた方は中国人民の友人です」と述べました。
各テーブルは内閣が変わった日本の政治情勢や、歌や踊りの交歓、この冬北京で行われる日本浮世絵展の話題で盛り上がりました。
この中国での市民交流の旅の報告集は十二月に出来上る予定です。
2007年11月15日 不屈中央版 №401