新年明けましておめでとうございます
中央本部会長代行 神 戸 照
同盟が治安維持法犠牲者の国家賠償要求実現をめざし運動をはじめてから四十年になりました。この間、会員の皆さんの奮闘、団体、多くの皆さんのご協力で、累計七五〇万を超す署名
と三十四回に及ぶ国会請願活動をしてきました。
会員の皆さんのご奮闘に敬意を表するとともにご協力くださった団体、多くの皆さんに心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
参議院選挙で自公政権を歴史的敗北に追い込んだ有権者・国民は、新しい政治を求め要求実現へ、攻勢的に運動を進めています。一方追いつめられた財界・「靖国派」は選挙での国民の
審判を恐れ、自民、民主の「大連立」のごまかしで危機を乗りきろうとしています。
同盟は「九条の会」をはじめ広く大衆運動に積極的に参加するなかで、署名を推進し、「再び侵略戦争と暗黒政治を許さない」の世論を広めています。
私たちは創立四〇周年にふさわしく五〇万の署名と会員一万六千の組織確立をめざし奮闘する決意です。皆さんのご支援、ご協力をお願いして新年のご挨拶とします。
中央本部役員・名誉会長・顧問順不同
会長代行 神 戸 照 宮 田 汎 島 津 昭
秋 田 藤 田 実 山 形 国 井 浩 丞
大 阪 桑 山 好 司 大 阪 木 寺 鶴 夫
副会長
近江谷 昭二郎 増 本 一 彦
宮 田 勝 溝 渕 政 子 柳河瀬 精 冨 矢 信 男
角 銅 立 身 矢 島 恒 夫
事務局長 針 谷 宏 一
事務局次長 小 池 荘 市 田 中 幹 夫
常任理事
斉 藤 久 枝 山 崎 元 松 井 久 雄
藤 本 増 美 四津谷 伸 子 小 口 巽 杉 野 太 郎
植 田 泰 治 伊 藤 俊 外 尾 静 子 牛 山 靖 夫
米 山 順 夫 佐 藤 一 北 村 直 吉 久保田 俊 雄
水 野 晃 治 塩 田 一 行 井 上 敏 江 岡 本 康
引 地 延 子 林 洋 武 勝 部 庸 一 久 保 文 彦
中 川 悦 良 宇 野 美代子 橋 本 幸 夫 久 野 精 司
上 野 隆 司
会計監査 吉 田 忠 文 佐 藤 滋 朗
理事
北海道 横 山 博 子
青森 高 杉 さ と
宮城 根 本 京 子
福島 加 藤 起
栃木 小 貫 暁
群馬 半 田 正
埼玉 加 納 幸 子
千葉 中 山 功
東京 川 口 弘
東京 小 野 塚一雄
東京 井 上 幸 男
神奈川 小 原 靖
神奈川 蓮 見 孝 子
神奈川 小 島 達 司
山梨 高 取 国 勝
長野 遠 山 茂 治
新潟 小 林 與 蔵
富山 小 森 修
石川 北 口 吉 次
福井 吉 田 一 夫
岐阜 片 桐 義 之
静岡 松 永 和 夫
愛知 柴 垣 鎌 吉
三重 加 藤 昌 行
滋賀 西 田 精
京都 三 原 哲
大阪 島 本 高 男
大阪 柴 田 雅 子
兵庫 築 谷 時 雄
奈良 細 野 徳 弘
和歌山 中 平 喜 祥
和歌山 森 下 澄 子
鳥取 草 刈 司
岡山 中 元 輝 夫
広島 片 桐 隆 三
徳島 大 栗 丸 人
香川 宮 崎 文 男
高知 柳 原 知
長崎 松 田 雅 武
熊本 梶 原 定 義
大分 遠 入 建 夫
宮崎 天 水 貞 照
沖縄 上 原 清 治
名誉会長 桑 原 英 武
顧問
松 崎 濱 子 田 熊 真 澄 小 林 初 江
都 留 忠 久 近 藤 一 雄 松 田 岩 男
不屈中央版 403号 2008年1月15日
北海道 外 尾 静 子
新しい年こそ嘘偽りのない年にしたい。あまりにも偽りが横行し、国民の信用を裏切った。それは老舗ほど重く、政界では政権与党はすでに国民の信用を失っている。いま頭を低くしてとぼけ、体をかわしたつもりでもアメリカへの限りない従属、大企業への奉仕は変わらず、改憲への道を推し進めている。「大連立」などもってのほか。まさにわが同盟の出番である。
岩手県 牛 山 靖 夫
全国大会の後、二つの団体から治安維持法について話をしてほしいとの要請が続きました。憲法9条には治安維持法の犠牲になった先覚者の志がきざまれています。いまこそ「ふたたび戦争と暗黒政治を許すな」の声をさらに大きく広げるときです。
同盟創立四〇周年の年を迎え、新たな決意で前進しましょう
埼玉県 矢 島 恒 夫
十二月八日、開戦記念日の宣伝は、大宮駅で県本部の幟旗を立て、署名とビラ配布、その後募金活動など、大忙しの年の暮れでした。さて、同盟創立四〇周年の年明け、大連立の危険な動きや新テロ特措法、海外派兵恒久法の策動などなど、県本部は「再び戦争と暗黒政治を許さない」闘いを前進させるため頑張ります。
三重県 多 喜 正 男
福田自・公政権は、参院選の敗北から真摯に学ばず執拗に、だがいっそう巧妙に憲法の改悪を進めながら、当面アメリカの言いなりに米国の侵略戦争に自衛隊を、再び派遣しようとしています。当県では、遅れている組織拡大に取り組みつつ、来たる衆院選で、真の反戦勢力の勝利のため全力を尽くしたいと、決意しています。
京都府 岡 本 康
戦後、平和と民主主義をもとめた方々が獄中にあって、敢然と反戦の旗を掲げ続けておられたことを知り、二度と戦争に加担しないことを、私たちは決意し、今日に至っております。日本の歴史に、外国軍隊が、国土を占領し続けたことはありません。戦後六三年も米軍は、日本に居つづけ、自・公政権は国税を米軍にくれてやるばかりか、イラク派兵をも固執しつづけています。
私達も、革新勢力の一翼をにない、今年も粘り強く、平和のために、国賠同盟の旗を掲げて、前進するよう頑張る所存です。
石川県 北 口 吉 治
参議院選挙後の情勢は、自民・公明政権の腐敗堕落が次から次へと起き事態は深刻です。自民・民主はアメリカべったりの連立構想、自衛隊の海外派兵のできる恒久法を打ち出している内容は極めて重大です。いつ総選挙が行われても不思議でない情勢の中、同盟の四〇周年は署名目標達成と国賠同盟員拡大で光り輝く年にしたい決意です。
島根県 寺 田 哲 郎
国民が政治を動かし、自公政権に終止符を打つ年。「同盟」が攻勢的に打って出る情勢の到来です。昨年署名目標をやりとげ、先駆者の遺作復刊も成功させ、同盟建設でも前進方向を切り開きました。この教訓を生かし、今年こその決意で、「戦争と暗黒政治を許さぬ」世論と運動を広げ、総選挙勝利のため奮闘したいと思います。
徳島県 大 栗 丸 人
徳島の同盟は、この数年、署名目標の未達成、会員数の暫減、役員の大幅欠員などが恒常的で県総会を開く余裕もないという悪循環が続いていましたが、先頃の四国ブロック会議を経て、昨年十一月二十日に臨時拡大役員会を開き、いかに機能を回復させるかが論議しました。その結果、原点にたちかえり「まず、総会を開くこと」とし、三月十五日を再建総会の日と決め、ささやかに初歩的な目標に向かって一歩を踏みだしたところです。
宮崎県 日 高 脩
県選出の衆参議員のうち三名が、アメリカの新聞に掲載された「従軍慰安婦」の存在を否定する広告に、名を連ねていた宮崎県です。こうした靖国派の策動をはねかえし「ふたたび戦争と暗黒政治を許さない」―治安維持法国賠同盟の活動を、新しく切り開かれた政治革新の胎動に呼応して、積極的に推進していきたいと決意しています。
不屈中央版 403号 2008年1月15日