和歌山北支部 Y ・ K也
今年の『不屈』バスツアーは、郷土の先覚者を称えるためのものであり。時間にも心にもゆとりを持って参加できました。
それぞれの顕彰地を巡る中で、改めて当事者たちの不屈性や、心の葛藤などに思いを馳せることができたことは、とてもよかったと思っています。
これからも、顕彰活動の継承は、私たち後に続くものの責務だと強く実感しました。
このツアーを成功させるために奮闘された会員や綿密な資料を提供してくださった会員には、心から感謝いたします。
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和歌山西支部 K ・ E子
身近に立派な先輩がたくさんおられたことにびっくりしました。
西光万吉さんの話は、今の君里苑あたりに住んでいた人から聞いたことがありました。バスの中で説明を受けて「戦争前はそんな人だったのか」と思いました。住んでいた家を見に行ったり、歴史民俗資料館内を見学したりして、昨年の日本母親大会(長野県で開催)の分科会で聞いた、高橋くら子さんの話を思い出しました。
成績が優秀な彼女は、一六か十七歳で水平社創立大会に参加し、三〇分演説したとのことだったので、若い頃の西光万吉さんも希望に燃えて世の中を見ていたのだろうなあと、二人のことを思い合わせてました。
風が強く、いつもに比べて寒かったので、一泊で行く時は一〇月ごろに設定してもらったほうがいいように思います。日帰りの年と交互にしてもらえたらいいですね。
貴重な資料も用意していただきありがとうございました。
(写真は粉河寺で)
不屈和歌山県版195号 2007年12月15日