暗黒、繰り返すまい 国賠同盟が宣伝
青森 宮城
青森
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟青森県本部は22日昼、青森市新町で街頭宣伝しました。
「ふたたび侵略戦争と暗黒政治を許すな」の横断幕を掲げ、参加者5人が「安倍政権が強行した戦争法は廃止させよう」と訴え、治安維持法犠牲者への国家賠償を求める署名への協力を呼びかけました。
灰色の厚い雲が広がる空の下を足早に通りすぎる人が多い中、「若者を戦場に送るな」などのゼッケンをつけた参加者は、「もう二度と戦争と暗黒政治を繰り返さないためにも、憲法9条守れ、戦争法廃止の声を大きくしよう」と、元気に訴えました。
呼びかけに足を止め、署名した15歳の女子中学生は、社会の授業などを通して戦争とは何かを考えるようになったと述べ、「毎日、安全に暮らせることに感謝している。(戦争で)亡くなった人たちのためにも、対話で平和を築こうよって言い続けることが大事かなって」と語りました。
宮城
宮城県の治安維持法国賠同盟塩釜支部は20日に塩釜市と多賀城市内で、戦争法廃止と憲法改悪阻止を求める街頭宣伝を行いました。
参加者は7月の参院選で32の1人区の全てで市民と野党の統一候補が実現、11で勝利するという自公政治を揺るがす画期的結果を出したことに確信を持って、引き続き奮闘しようと訴えました。
通行人や車両の中から激励や連帯の励ましがありました。
(2016年08月23日,「赤旗」)