野呂栄太郎没後77周年
北海道で墓・碑前祭
戦前の天皇制政府の暴虐とたたかい、侵略戦争に反対した日本共産党の戦前の指導者で経済学者の野呂栄太郎の没後77周年となる命日の19日、北海道で墓前祭と碑前祭が行われました。
野呂家の墓地がある札幌市豊平区の平岸霊園では、党道委員会主催の墓前祭が開かれ、参列した18人が業績をしのびました。
党道委員会の西野敏郭委員長は「戦前の翼賛政治と同じように、民主党政権が自民党と悪政を競い合っています。戦争反対、国民主権を貫いた伝統を受け継ぎ、墓前に、いっせい地方選挙での勝利を誓います」とあいさつしました。池田ゆみ札幌市議候補(豊平区)が「決意を新たに、頑張りぬきます」とあいさつしました。
出身地の長沼町では、党南空知地区委員会と治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟南空知支部が碑前祭を開催し、野呂碑小公園に50人が参列しました。
上田ひさし南空知地区委員長が主催者あいさつ。長沼町の相沢昌之教育長が「百折不撓(ひゃくせつふとう)の精神を発揮した郷土の偉人」とたたえる戸川雅光町長のメッセージを代読しました。
やぶた享(とおる)長沼町議は「業績を受け継ぎ、23日告示の町議選で10期目の当選を目指します」と決意を表明しました。
(2011年02月22日 しんぶん「赤旗」)