国会請願の日まであと三〇日
すべての会員に一枚の署名を
相手の要求署名にも応えて
北海道・札幌支部
3月20日に1万を超えました。その原動力は毎週1回の役員会です。経験交流、到達点と新たな課題を話し合い、次の目標を決めます。その中で1人で2百筆、3百筆という会員も増えてきました。
多いのは労働組合、新婦人、勤医協友の会など諸団体からの署名です。団体訪問する際に署名用紙と切手不要の返信用封筒を置いてくるのはもちろんですが、その時必ず聞くことがあります。それは、その団体が当面している要求です。
そのための署名用紙をもらってきて、同盟会員も署名して送り返します。互いの要求を共に連帯して闘う活動の中で国賠署名も毎日のように送られてきます。電話で訴えるときも必ず相手の要求を先に聞きます。
何よりも決めた目標1万2千筆は必ずやりきるという姿勢が支部役員の中にみなぎっていることが札幌支部前進の力になっています。
全会員の総行動を訴えて
青森県
支部の取り組みが始まったのは08年の国会請願に向けた時期からです。これまでも「不屈」に署名用紙が同封されると、いち早く届けてくれる会員はいたのですが、組織的な取り組みにはなりませんでした。きっかけは県大会や理事会に出席して、弘前支部など各地の経験を学ぶことが出来てからです。昨年は県本部の期待目標を倍加することが出来ました。到達状況をニュースにして会員に届けたことが励みになったと思います。
現在66%の到達、残す期間で達成したいと思います。牽引車の弘前支部に励まされて県本部全体の到達率は現在80%。残り20%をお花見、メーデーなどの機会を生かし、全会員の総行動を訴え、一〇〇%達成をめざします。
署名は顕彰活動につながる
山形県
県大会で団体と個人の目標を決定し、第1回目の理事会で各支部の到達目標を決定して、取り組みが始まります。基本的な取り組みは、①会員1人10 筆②友好団体への署名協力要請行動を行います。③署名中間到達目標を決め、全体の集約状況をはっきりさせて、次回の集約日まで目標を決めて進行状況を把握します。各支部によって多少の差はでますが、ほぼ中間目標通りに進行しています。
特徴的な取り組みをしている山形支部は、市議会で国への「意見書」が全会一致で採択された時の総務委員長に依頼して、今年度は800筆を超える署名を集約してもらいました。各支部も「母親大会」「重税反対集会」「反戦記念日」等の街頭署名でも集めています。そのメリットは、市民との対話によって「情勢の変化」や「関心事がわかり」、ときには共感の「プレゼント」なども頂くことがあり、運動の活力になるなどしています。支部の活動交流、進行状況の把握が土台だと感じています。
さらに署名の意義は、犠牲者と今を生きる私たちと結びつける顕彰活動につながったものだと考えています。
年内署名目標2支部達成
岐阜県
県本部は年内目標50%、3・15までに75%達成を目標に取組んできました。年内目標50%を中濃、東濃西の2支部が達成。2月1日現在、全体で42%の水準です。年内50%を達成した東濃西支部では、会員を一気に15名拡大。年末の署名目標達成に「機関車」の役割を果たされた女性部長Kさんの奮闘によるものです。署名取り組み会員を広げながら「機関車」の役割を果たす会員さんの力で目標達成をめざしたい。
神戸中央支部が目標達成
兵庫県
神戸中央支部が1千筆の目標を3月30日達成。各支部でも県目標1万5千筆の達成めざして、団体と会員の署名協力を拡げています。
3月12日の重税反対統一行動では、9会場で延べ26人が、神戸中央支部の200筆をはじめ過去最高の1194筆を集めました。
尼崎支部では3月12日午後と夜の2回の集会で378筆をはじめ今年の共産党後援会山宣ツアーで160筆、4ヵ所の保育所から340筆等1700筆(目標の80%)明石支部では今年も東播建設労組の集会17会場で1300筆等2300筆(目標85%)に到達、支部では人口比1%(2900筆)に挑戦しようと明石駅前での宣伝、署名に取り組み、昨年の12月8日に続き、3月15日には横断幕をつくり、独自ビラ170枚を配布、署名34筆を集めました。(写真)
なお4月16日にも行います。
もう一回り署名の枠を拡げて
岡山県
2月末時点では県本部目標1万筆に対し、その到達率は60%にとどまり、4年連続の目標達成が危ぶまれる状況です。とくに中心をなす岡山支部の奮起が「カギ」となっています。そうした指摘を受けた3月7日の岡山支部役員会では、「岡山支部の目標達成なしには県同盟の目標達成はありえない」と論議を深め、友誼団体への再協力要請、春闘や納税カンパニヤ会場での署名行動。そして支部役員が分担して会員や協力者に直接訴えようと意思統一。約60人の対象者をあげ返信用切手を入れた手紙を出したり、電話で要請したり、直接訪問してお願いするなど、3月20日時点で30数名に訴えています。こうした中から訴えを受けた6人の会員や協力者から240筆の署名が届けられています。岡山支部では、さらに対象者を広げて
みんなの力で必ず目標を達成しようと役員会以降1000筆を超え、県7000筆目標に対してあと1600筆と目標に接近しています。
7割の会員が署名に参加
滋賀県
国賠署名3153筆(目標4000、79%)に到達しています。3月21日に開いた県本部幹事会で、メーデー当日に目標を達成すべく奮闘することを決意しました。
湘北支部は目標450筆に対して397筆を集約、「支部ニュース」で「目標達成へもう一回り拡げて3月中にあと53筆」とよびかけています。支部では民商の集会や地域母親大会でも署名を訴えてきましたが、73%の会員が署名に取り組んでいることが力になっています。地域でつながる人たちに10筆、20筆と署名を拡げています。
大津支部では幹部、女性会員が積極的に署名に取り組み、「赤旗」読者を訪ねて署名を集めた会員、集会や地域で79筆集めた夫婦会員。支部では改めて署名用紙を届け1000筆(現在669筆)達成へ力を入れています。
柳河瀬会長の講演に学び
鳥取県
個人署名は2月末で目標の69・2%、高教組、JR総連等新たな労組の協力などの前進もありながら、全体としては会員の病気・高齢化と国賠法実現の「見通し」への不確信などから取り組みへのマンネリ的傾向もあって、前年同月より遅れた状況になっています。
これらの克服のため、1月23・24の両日2地区で柳河瀬中央本部会長を迎えて「同盟運動を国民的運動に」の学習講演会を開催、54名が参加しました。これを力に、全会員参加の運動(署名未提出者への訴えの手紙を届ける)、協力団体・個人のさらなる拡大、4月18~5月1日3地区での「鶴彬」映画上映の成功と
結んでの取り組みなど強めながら、昨年に続いて目標を達成し、国会請願を成功させたいと奮闘中です。
2010年4月15日不屈 №430